2015年4月15日水曜日

中国水不足水質汚染水道地下水■北京の宅配水市場 偽物が氾濫  ■地下水汚染が深刻 住民に健康被害 ■長江で水質異常 断水 ■北京 地下水枯渇水飢饉 ■地下水も飲料水にあらず

何とPM2.5の大気汚染が問題かと思いきや、慢性的な水不足で、再生水が20%を含む綱渡りが続いている。

地下水激減 水位12メートル下がる。汚染度55%で飲料水にならない。
都市開発、人口集中の弊害が表れている様で、そのうえダムの造りすぎと老朽化の問題、そして大河川の水量が年々減少している様だ。


遠くの河川から水路を北京に引き込んではいるものの、都市の水利用量は増加の一途で、慢性的な水不足が続いている様だ。

驚いたのは、その利用量の20%は再生水で賄われているとと、飲料水としている地下水の汚染も水質調査では55%が飲料水に不適切なレベルだ。

頼りの地下水も飲料水としては危険信号

中国全土で2億8千万人の飲料水に安全上問題がある。

蘭州市で水道水から発がん性物質、基準値の20倍

長江で水質異常 江蘇省靖江市で断水



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北京の宅配水市場 偽物が氾濫20150414

なんと宅配業者1万社のボトル水1日65万本も約半分は正規業者ではないという。
【新唐人=米NYに本部を置く中国語衛星TV】http://jp.ntdtv.com/【新唐人2015年04月13日】水道水の品質が悪い中国で、多くの人はボトルウォー­ターを飲用しています。報道によると、北京では1日当たり65万本のボトルウォーター­が販売されていますが、北京にある大小規模の宅配水販売業者1万社のうち、正規の業者­はわずか50%から60%です。

地下水汚染が深刻 住民に健康被害=河南省 6/6大紀元


【大紀元日本6月5日】中国国内メディアによると中国河南省禹州市東南部の十里村の地下水に、同村の石油企業の石油貯蔵タンクから漏れた油が混入し、悪臭などの深刻な汚染被害が出ているという。

一部の村民は飲用水として汚染水を飲んだため健康被害が出ているとも伝えられている。


長江で水質異常 江蘇省靖江市で断水 5/11

水質異常で水道停止 人口68万人 上流の工場排水か調査

北京、15年間地下水過剰採取 水位12メートル下降 4/28大紀元

【大紀元日本4月28日】深刻な水不足に追われ、北京市の地下水は15年間にわたり過剰採取されたという。
そのため、地下水位は1998年と比べ12.83メートルまで下がった。新京報が26日付けで報じた。
 北京市水務局の関係者の話によると、人口や経済活動の増加で水の供給は圧迫されつつある。そのため、1999年から毎年平均、5億立方メートルの地下水を過剰採取してきたという。


蘭州水汚染 政府「後ろめたい事はない」 4/20新唐人

地元当局は「市民に安全な水を提供する」と2度­も宣言しましたが、三日後の時点でも供水は回復しませんでした。

中国・蘭州市で水道水から発がん性物質、基準値の20倍 4/13ロイター

[北京/パリ 11日 ロイター] -中国北西部の甘粛省蘭州市で11日、水道水から安全基準値の20倍もの発がん性物質ベンゼンが検出され、市民らがペットボトルの飲料水を買い込むなどの混乱が起きた。
水道水の供給は一部の地域で停止され、市当局は24時間以内は水道水を飲まないよう、市民に呼びかけた。

中国、3億人の飲料水に問題 工業排水で汚染か 3/18中日

 【北京共同】中国環境保護省は18日までに、中国全土で2億8千万人の飲料水に安全上問題があるなどとする環境汚染に関する初めての研究結果を公表した。
問題地域や原因には言及していないが、工業排水や生活用水の垂れ流しなどによる汚染とみられる。

深刻化する中国の水不足(日)


北京で遅い初雪、水不足に懸念の声 2/7産経

抜粋 北京などでは降水降雪の減少が深刻化。水不足による農作物への悪影響や、空気の乾燥で感染症の広がりを懸念する声が多い。

コラム:中国大気汚染にかすむ「真の環境リスク」 2/7ロイター

抜粋 問題の根源は、環境の持続可能性が重要とされていない点にある。権力者は自分たちの体制の持続可能性、もしくは安価なエネルギー供給の持続可能性に関心が向いているようにも見える。長期的には、環境、体制、エネルギー供給の3つは全て結び付く。しかし、水不足が中国共産党の権威に直接的脅威とならず、安い石炭に依存する経済が続く限り、水問題は優先順位の低いまま放置されるだろう。

空気汚染より深刻な中国の“水”問題 WEDGE

 いまや全国655都市のうち、400以上の都市で地下水が主な飲料水の資源であることを考えてもこの事実は衝撃だ。
 事実、11年に国土資源部が全国200都市で行った地下水の調査によれば、「極度に汚染」と「やや汚染」の2つの項目に該当したのは全体の約55%で、前年に比べて15.2%も増えていたという。しかも、全体の37%に当たる地下水が、「地下水品質標準」に照らした“汚染”にあたる「Ⅳ類」と”重度の汚染”にあたる「Ⅴ類」に相当し、すでに飲料水には適さないものだったのだ。