テロとの戦い「テロ掃討作戦」に終わりはあるのか・・・・
何が正義なのか・・・
イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動」(TTP)が犯行声明
学校襲撃の理由
「軍はわれわれの家族を殺害した。その痛みを分からせるために学校を狙った」
軍が同国北西部の部族地域で行っているテロ掃討作戦への報復措置だ。
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タリバン、学校襲撃…生徒に乱射145人死亡 12/16YOMIURI
【イスラマバード=丸山修】パキスタン北西部ペシャワルで16日、武装集団が公立学校に侵入し、子供らに向けて銃を乱射した。
地元当局者によると、少なくとも145人が死亡、130人以上が負傷した。犠牲者の多くは10代の児童・生徒とみられる。イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動」(TTP)が犯行声明を出した。
学校は軍が設立し、軍関係者や一般家庭の子供たちが通っており、教育水準が高いとされ、男子と女子が学んでいる。事件当時は児童や教師ら約500人が試験などのため校内にいた。地元テレビによると、実行犯は6人で、突入した軍部隊との間で銃撃戦となり、全員射殺された。襲撃時は校内で爆発音が響き渡り、児童らが逃げまどうなど大混乱に陥った。
ロイター通信などによると、TTPの広報担当者は学校襲撃の理由について、「軍は我々の家族を殺害した。そのことをわからせるために学校を襲撃した」と述べた。
軍が同国北西部の部族地域で行っているテロ掃討作戦への報復措置だと表明した。
学校襲撃で130人超死亡=過去最悪規模のテロ-タリバンが犯行声明・パキスタン 12/16JIJI
【ニューデリー時事】パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州の州都ペシャワルで16日、武装集団が軍運営の学校を襲撃し、少なくとも生徒ら134人が死亡した。学校を標的としたパキスタンのテロ事件としては過去最悪の被害といい、シャリフ首相は「国家的悲劇だ」と語った。イスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動」(TTP)が犯行を認めた。
地元当局によると、16日午前10時半(日本時間同午後2時半)ごろ、パキスタン軍の制服姿の武装集団6人が学校に侵入し、教師や生徒らに対して無差別に発砲。生徒らを人質に取って立てこもり、駆け付けた治安部隊との間で銃撃戦が展開された。
報道によると、校外に避難した生徒は「教室にいたところ、外から銃声が聞こえ、先生が『机の下に伏せろ』と叫んだ。その後、軍の兵士がやってきて校舎の外に避難したが、多くの生徒が血を流して廊下に倒れていた」と証言した。
現場は軍関係者の子供が多く通う公立学校。生き延びた教師が地元ジャーナリストに語ったところでは、事件当時は生徒の多くは講堂で試験を受けていた。武装集団6人のうち3人が講堂に押し入り、銃を乱射したという。
地元ジャーナリストは「学校には教師や生徒ら1200~1300人がいたようだ。朝から少なくとも15回の爆発音が響いている。襲撃者は周到な準備をしていたようだ」と語った。
治安部隊は約8時間に及ぶ銃撃戦の末、テロリスト全員を射殺した。シャリフ首相はこの事件を受け、全国民に3日間の喪に服するよう呼び掛けた。
パキスタン軍は6月以降、北西部の北ワジリスタン地区に地上部隊を投入し、TTPの大規模掃討作戦を実施。TTPスポークスマンは今回のテロに関し、声明で「軍はわれわれの家族を殺害した。その痛みを分からせるために学校を狙った」と主張した。(2014/12/16-23:05)