南方航空機緊急着陸.乗客ら16人負傷//エアバス330型機75機注文//
エアバスの大口契約があると航空機事故のニュースが出るね
【広州=比嘉清太】中国広東省広州からタイ・バンコクに向かっていた中国南方航空の旅客機(乗員乗客139人)が3日、エンジン部分で火災報知機が作動したため、中国海南省の空港に緊急着陸した。同社の中国版ツイッター・微博ウェイボーによると、脱出用シューターで避難する際に、乗客ら16人が負傷した。火災の発生は確認されておらず、当局が詳しい状況を調べている。
【パリ=本間圭一】フランスを訪問している中国の李克強リークォーチャン首相は6月30日、欧州エアバス社製の中型機「A330」を75機注文する方針を表明した。
バルス仏首相を訪れ、署名式を行った。契約金額は180億ドル(約2兆1900億円)に上り、フランスにとって異例の巨額契約となった。内訳は、購入が確定した45機と購入計画段階の30機。
2015年7月1日、財経網によると、欧州エアバスは6月30日、中国が同社製の中型機「A330」75機を注文したと発表した。
中国側は中国航空機材集団が窓口となった。契約額は170億ドル(約2兆915億円)。フランスを訪問中の中国の李克強(リー・カーチアン)首相、バルス仏首相がこのほどそろって署名式に参加した。
エアバスにとって異例の巨額契約。17年には「A330」の後続となる新型機を発表予定。来年はA330の生産を減らす予定で、駆け込みの大型受注となった。(翻訳・編集/大宮)